『桜の塔』第1話

「あと少し…あと少しで全てが終わる」
「サッチョウの悪魔だってさ。いつからだろうな…悪魔に魂売っちまったのは…」

冒頭、漣が父親の墓に向かって語りかける。
サッチョウっていうのは警察庁のことですよね。上條漣はキャリア警察官だから、今の所属は警視庁刑事部捜査共助課だけど、そもそもの採用は警察庁なんですね。(←最近ようやく理解した)

あと少しってなんだろう。何が終わるんだろう。これってやっぱり、漣にとって父の復讐とかなの?それが何かはまだわからないけど。
そしてこの墓参りシーンは「現在」?第1話の銀行強盗事件は2016年の話だもんね。
じゃあなんで無精髭生やしてるんだろう。まるで竜一みたいだよ・・・

と、いきなり頭の中がはてなでいっぱいになりながら、いよいよ始まった~~
いやぁ~思っていた以上のダーティさでしたね!好きです(いきなりの告白)。
予告CMでも「証拠がない」「なければ作ればいい」というやり取りがあったので、漣は証拠の捏造に手を染めるような人間なのか~と思いながら見ていたんだけど、それどころではなかったですね
いやまさかそこまでやるとは!証拠の捏造なんて甘いもんではなかった!(捏造もダメ絶対)
テレビ見ながら「まさか!!」と独り言を叫んでしまいました。
最後まで見て、もう一度最初から見直すと、すべてのシーンが違って見えてくる。ああこの時もう全部準備してたんだ~とか、この人もわかってたんだ~とか。その上での、この表情なのか~とね。
最低でも2回は見ないといけないドラマですね

「悪魔に魂を売らなければ本当の間違いは正せない」という漣の言葉は、お父さんが言っていた言葉だったんですね。
俺は父親のようにはならない、と父を否定するような言葉を爽(広末涼子さん)にぶつけてもいたけど、プロファイリングの技術を身につけたのは、父が最期に本当は何を自分に言いたかったのかを知りたかったから。
漣は父親を否定しているのではなく、ずっとひたすら父の背中を追い続けてきた人なんだなと。父が遺したスキットルを愛用するのも。

父の最後の言葉を知りたい…それって『IMAT』の日向晶もそう言ってた。
殺人という一線を越えてでも(悪魔に魂を売ってでも)親の復讐を企てるのは『竜の道』の竜一。(漣が目指すものが父の復讐かどうかまだ謎だけど)
と、これまでに演じてきたキャラクターの影をチラチラと感じつつも、きっと今この時点であたしが考えてるようなことは軽々と超えるストーリー展開なんだろうなぁとも思うわけです。

それはこのインタビュー記事を読んだから。

SNSでの考察も活発になりそうだが、玉木は「考察していただいてもいいんですけど、本当に先読みできないと思います」と冷静に語る。

「最初は純粋に『今までと違ったタイプの警察ドラマが始まるんだな』『主人公が警視総監という椅子を獲得するためにのし上がっていくんだ』というところから入っていただいて、『全然違うじゃん!』という(笑)。そこからこの世界にどっぷりハマって欲しいです」

全然違うの?
あたしはいろいろ考えながらドラマを見るんだけど、けっきょく作り手の思惑通りに翻弄されて騙されるタイプ。だからこれからどんな風にこの作品があたしを騙してくれるのか、本当に楽しみです


共演者の皆様も濃いですね~。広末さん演じる爽は少年みたいですね。純粋で真っ直ぐで「正義漢」が服着て歩いているような人。
漣に背負い投げされるシーンは予告にあったので驚きはなかったです。一般の視聴者はびっくりしたみたいですけどね。
きっと漣と爽はそんなふうに育ったんだなぁって。兄弟みたいに。でも爽の方は漣に対して少し女としての感情も持ち合わせているような…?
爽といる時、漣は奥底に秘めて誰にも見せない顔を引きずり出される危うさを見せるのね。幼馴染の弱みか。
爽をぶん投げて「俺の何がわかる!」と怒鳴った時、漣が硬く固めた仮面が剥がれかかったような、生の感情が表に漏れ出しそうな感じがしました。
漣はキャリア、爽はノンキャリア。もしかしたら爽は漣の後を追いかけて、漣と共に生きたくて、警察官の道を選んだのか?わかんないけど。
次回予告では爽は柔道場で漣にやり返すみたいですね。それも楽しみだけど漣の柔術も見たい!

それからなんといっても椎名桔平さん演じる上司の千堂刑事部長。この千堂という人は食えなさそうな人物ですね~。
頭の良い漣をもってしても、この人には敵わないかもしれない…そんな予感がしますよ。漣より一枚上手かも。
だから怖いです。漣も十分承知してると思いますけど。
椎名桔平さんは昔から大好きな俳優さんです。玉木くんがインタビュー記事で、桔平さんとは撮影の合間にプライベートな話もよくするって言ってたので、きっと子供の話とかしているんだろうなぁと

そして高級クラブのママ役の高岡早紀さん、漣の父の元後輩で今は漣の情報屋である橋本じゅんさん。
爽が漣を明るい光の差す場所に引き戻そうとする人なら、この二人はダークサイドの漣を支える役回り。
漣がしていること、しようとしていることがなんなのかまだわからないけど、漣と共通の想いをもっているのか。
ふたりとも元警察官ですからね。辞めてるってことは警察組織に対して何らかの思いがあるんでしょうし。
漣の父親の自殺についても。

「俺は強きにくじかれた弱い人間だ」「俺のようにはなるなよ」という父親の言葉は、漣にかけられたある意味「呪いの言葉」なのかな。
だから漣は強さと力を得ることに固執しているのかな。。
「本当の間違い」ってなに?
漣は酒飲みすぎじゃないの?それにも何か理由があるの?
だいたいあんな使えない佐久間みたいな奴をなんで千堂部長は娘婿に据えてたのか…最初から上條の方が良くない?

あ、冒頭の墓参シーンのバックに流れる曲はThe Rolling Stonesの"Sympathy for the Devil "「悪魔を憐れむ歌」だそうです。
和訳を探してみてください。(ここには勝手に載せられないので)。こんな内容だったんだ〜とびっくりしちゃった。

悪魔とは、漣のこと?
それとももっと別の「本当の間違い」のこと?

うーん、まだ一話、まだまだ何もわかりませんね!これからどう展開していくのか楽しみでしょうがないです!


ここまで、漣のルックスの良さについてあたし一言も言及してませんね。。。
なんかそれだけ、ドラマの内容に心持っていかれてるのかな。
玉木宏がカッコいいなんて、いまさらですもの。言わなくても当たり前のことだもの。

でも、あえて言っときましょう、上條漣めっっっちゃカッコいいですね
暗い眼差しが堪りません。逞しい背中がますます貫禄がついて、キャリア警察官の迫力、重量感があります。これなら椎名桔平さんほか三人の腹黒上司達にも対峙できるかも、という説得力があります。ヒョロヒョロじゃ戦えませんもの。
そしてあの美声、ドスの効いた重低音で「証拠の捏造」なんて悪巧みを語られるのはゾクゾクします。現実にあったら死ぬほど嫌だけど!

全く、玉木宏という俳優は、こんな悪の魅力、暗い輝きがなんと映えることか。
これから2ヶ月あまり?ピカレスクロマンをたっぷりと楽しませてもらいましょう










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この記事へのコメント

  • パープルポテト

     すももさん、早速の記事、ありがとうございます。いや~『IMAT』の時もかなりダークだと思いましたが、それ以上ですね。
     初回直前のフィギュアスケートの特別ナレも担当してくれました。おお~ここもやってくれるの、と思いましたし、『ギルティ』初回直前にサッカーの試合中継番組に菅野さんと二人で出ていた事も思い出しました。
     さて第一回、個人的に好きなのは 勤務中にお酒を飲むの?と見とがめられた時、「ダメに決まってるでしょ」と言うところ。ダメに決まっていることを堂々とやって、しかも周りを巻き込む力も持ってそうな主人公。協力者はいるんですもんね。仲里依紗ちゃんの役にしてみれば「そもそもこうやって二人で居ていいの?」→「ダメに決まってるでしょ」とも聞こえるような気もして。
     警察にも悪い事をする人間はいる、というのは今までも描かれてきたとは思いますが(例えば映画『日本で一番悪い奴ら』)捜索で真相を追究するとか犯罪を未然に防ぐとかいうドラマを多く作ってきたテレ朝がこういうドラマを作る事に「おぉお~」と思った人も多いのではないでしょうか?
     今後の展開に期待大です。
    2021年04月17日 12:21
  • トマト

    すももさん、こんにちは。
    早速ありがとうございます。
    冒頭シーンあぁ墓参りなのか・・玉木くんはやっぱりスタイル抜群だから絵になるなぁと見ていたらなんと髭ズラやさぐれ玉木(大好物)
    「悪魔に魂を売っちまった」のは凄く謎めいた言葉。これからのキーワードですね。何回リピしても毎回違う玉木くんの表情、感情、佇まいが見えてくる。
    じっくりと見ても私など色んなものが見えていない。
    警察官僚たちの思惑や闇の中の部分であったりしてホントはこんな事って実際に起きてるのかも?って思ってしまう程の出来映えの良さ!
    スキットルを常に持ち歩いてのあの飲みっぷり!飲まないと普通の神経ではやってられるかっ!と漣の中では葛藤があるのかな?
    兎に角ねつ造はするわ、証拠がなけれが作ればいい!それを元刑事に依頼するわ・・腹黒さMax魅了させていただきます!
    鋭い目つき。ふてぶてしさ。冷ややかな眼差し。歩く後ろ姿広い肩幅ウエストの細さがまぁ、美しいシルエット!どれを取ってもカッコいい!ってのにつきます。
    爽との距離感が一服の清涼感ですね。背負い投げ?した後の「俺の何が分かる!」と言ったドアップの顔にまたまた惚れ惚れしています。
    玉木くんのこれまでの経験値とキャリアがものをいう今作品。
    あれだけの実力派揃いの俳優さんの中に居ても漣としてのどす黒い圧倒的な演技と存在感のある玉木宏が真ん中に立てている事にファンとしてゾクゾクとした快感を持って心して見届けたいと思います。 すももさん、連ドラだから大変だと思いますが、ゆっくりとで良いのでよろしくお願いします。
    2021年04月17日 14:24
  • パープルポテト

    すももさん、再びお邪魔します。漣が優愛と話す時のセリフ「ダメに決まってるでしょ」ではなくて「もちろんダメですよ」でした。一度見た記憶で書いてミスしました。すみません。すももさんはきちんと確認して記事にセリフを引用してらっしゃるのに、コメントでこんなミスをして失礼しました。次から気をつけます。
    2021年04月19日 14:59
  • すもも

    >パープルポテトさん
    お返事遅くなってゴメンナサイ!言い訳になりますが、ブログにコメントを頂いた際の通知が来なくなってて、つい失念してしまいましたm(__)m
    昨日はもう第2話が放送されちゃって…そちらの記事もこれから書きますのでお待ちを~。

    テレ朝がこんなダーティな警察官を描くのか、というと、同じ警視庁にいるはずの右京さんにバレたら上條めっちゃ怒られますね(^^; 「恥を知りなさいっっ」とか言われそう。だからこそいいぞもっとやれという気持ちで上條を応援しちゃいます。
    あ、それから台詞の引用はそんな厳密でなくて大丈夫ですよー。私は記事として書いてるので、一応間違えちゃいけないかなと思って確認したりしますケド・・・お気になさらず(*^-^*)
    2021年04月23日 13:31
  • すもも

    >トマトさん
    お返事遅くなってゴメンナサイ!パープルポテトさんへのお返事にも書きましたが、通知が来なくなってつい放置気味になり…以後気を付けますm(__)m

    初回から悪どさMAXでしたね~。どのキャラも(特に上司3人組)一筋縄ではいかなさそうな人物が勢ぞろいの中で、そしてそれを演じる錚々たる役者陣の中で、上條漣/玉木宏がど真ん中にいる・・・私もそれを思うと何度もゾクゾクしました。
    上條漣は玉木くんの良さを堪能できる要素がたくさん詰まっているキャラクターなので、たっぷり堪能したいともいます。演技表現もルックスも充実して最高潮ですもの!悪人を演じる人はたくさんいるけど、圧倒的な美は、悪をさらに際立たせる。玉木くん演じる上條漣を見ているとそう感じます。
    第二話の感想ももう少しお待ちくださいませ~。
    2021年04月23日 14:08