『桜の塔』第3話 (ほんの少し追記)

面白かった
とにかく脚本の巧みさに唸る回でした
ドラマ見ながらなるべく呟こうと思ってけっこう頑張ってツイッターもしてたんですが(←作品や俳優に関するつぶやきを拾ってすぐネット記事になるんですよね、ドラマを見ない人にもアピールになるから、いい言葉をたくさんつぶやくのは大切だと思って!)
最後の種明かしというかどんでん返しのところでもう「すごい話だ」しか呟けなくなって
面白かったし圧倒されました!そして椎名桔平さん凄い。椎名桔平さんというか千堂部長スゴイ!!怖い!!

老獪な吉永部長(光石研さん)が用意した罠の裏を掻く漣の頭脳明晰さにほほーっとなってたら、さらにその上を行く狡猾さ腹黒さの千堂部長、凄かったですわ~

前回ラストで警視正に昇進した漣は今回から警務部に異動。漣は押収拳銃横流し事件の内偵捜査を任されるが、捜査はとんとん拍子に進んであっさり解決。でもそれは、あくまでそれが警務部吉永部長の描いたストーリー、罠だったから。
この罠についても、警視総監とのゴルフシーンでの吉永部長と権藤部長(吉田鋼太郎さん)の会話が伏線になってるんですよね。

今回漣が真相に辿り着いたのは、自殺を図った同期の馳君が証拠となる情報を教えてくれたからでした。
でもそれも、馳のことを邪魔なライバルというだけでなく、共にここまでやってきた数少ない同期としての友情が、漣の中に微かでも確かに残っていたから。それが馳にも伝わったから、だったと思うんです。だって馳君のこと本気で心配してたもんね。自殺した父親に重なって。
そういう漣の中の人間味の描き方が、本当に上手かったなぁと!

第3話の漣はとにかく良かった!ダーティさと善良さ、ライバルを利用し、自分の父親の話をしてまで(自分の弱みを見せてまで)彼の良心を追い込む狡さ冷徹さとそれを悔やむ葛藤、持ち前の頭脳を駆使して上司を出し抜く大胆さと、さらにその上を行かれたときの焦りや若さ・・・それらの表現、表情、呼吸、演技の押し出しと引きのバランス。
脚本の巧さと先輩名優方の巧さに引けを取らない、見事な主演の立ち回りを魅せてくれたと思います

当初このドラマでは漣はもっと冷酷冷血なダーティヒーローとして描かれるのかなと、それを期待もしていたんだけど、それはそれでリアルさに欠けるかな、と今は思います。この後どう変わっていくかはわからないけど、2016年の上條漣としてはこれが正解。


漣と同期2人との絡み方、人間関係も、今回からもっと複雑さが見えてきましたね。前回までのようなマンガチックなライバル意識だけではない、人間らしさが加味されて深みが出たというか。
警察大学校での3人の姿が思い浮かぶような。ちょっとほっこりしちゃったり。
そしてそういえば、薩摩派、東大派、外様派のリーダー達も、漣たちのような同期どうし、「若い頃は仲が良かった」という裏設定もあるみたいで・・・そこも対比になってるのかなぁと思うとさらに面白いかも。

漣と優愛の関係も一気に進んで婚約してるし!優愛が「れん~」って呼び捨てだし!
前回、爽との気まずいやり取り(「撃って俺を楽にしてくれ」)があってから38日(←爽が数えてた!)、付き合って1ヶ月でもう婚約してるのか~と思いましたわ・・・そうよね、玉木宏に「結婚前提に」なんて言われたら相手の気が変わらないうちに一気に籍まで入れちゃいますよあたしなら!(そういうことじゃない
でも設定にある通り、優愛の嫉妬センサーがビリビリ作動しまくってましたね~。今回はビリビリしてるだけだったけど、次回からは行動に移してくるかも。
それと爽の部下富樫(岡田健史くん)も爽と漣の関係を疑って…とちょっと青臭い行動に出たりして。彼は純粋キャラっぽいから、漣のどす黒いやり方を知ったりしたらどんな反動を起こすかな…とちょっと期待もしてます。

そしてラストにきた「内通者」って?!橋本じゅんさんか高岡早紀さん?!
これ公式サイトの第4話あらすじにしっかり書いてあるので、知りたくない人は要注意です(←読んじゃったヒト


それにしてもずーっと漣は難しい顔というか厳しい顔してるんだけど、真島堕ちのあたしとしてはご褒美ですかってくらいシアワセ
そりゃ玉木くんの優しい顔もとろけそうな笑顔も大好きだけど、そもそもあたしが恋に落ちた真島は激渋い大人の男でいつも苦み走ってたから
恋心が初心に帰るような、上條漣のキャラにヤラレっぱなしです
今の玉木宏、最高ですね。最高を更新し続けてくれる俳優だなと


第3話の感想、書けるのは来週になるかなぁと思って、前記事のコメントに「遅くなります~」なんて書いちゃったけど、結局第3話がものすごく良くて、短くても勢いで何か書かずにおれない!!と思って、勢いに任せて書きました
まだ1回しか見てないんですよ。だからリピしたらまた何か書きたくなるかもしれませんが。。。
とにかく面白かった良かった




ちょっとだけ追記

絶賛リピ中なんですが、今回のお話の中で一番重要な台詞は、千堂部長の
「今のお前さんに監察官の仕事は手に余る」
「若さで突っ走っていい仕事じゃないんだよ!」

千堂は吉永部長のことを恐ろしい男だと言わんばかりに評していたけど、今回漣は誰よりも千堂の恐ろしさをいやというほど知ったでしょう。
吉永の悪巧みで足元をすくわれそうになりながらも、自分自身と上司のピンチを救っただけでなく、上司の敵を追い落とす格好のネタまで掴んだ漣が、千堂の采配に対して何をどう不満に思っているかよく理解した上で、千堂は漣を思うままに御している。
漣と高岡早紀さんと橋本じゅんさんで、外様派で刑事部長の千堂が警視総監の座に就くのは難しいだろうという話をしていた時、漣は「俺が担ぎ上げてやるよ」みたいなこと言ってたけど、とんでもない。千堂は漣の想像の上を行く策略家であることが、はっきりわかったよね。漣も、あたしたち視聴者にも。
ふ~~!ゾクゾクしたなぁ!

(もうひとこと追記)
最初の台詞「今のお前さんには……」ってどういう意味だろう?って高岡早紀ママも言ってましたよね。言われた漣は上にも書いた通り、身を持ってその意味を知ったわけだけど。
監察官は警察官個人の詳細な情報を知り得る繊細なポストであり、そこには組織の微妙なパワーバランスを左右しかねない情報も含まれる。上條は有能で優秀だけど、「お前にはそうした情報を上手く料理できるほどの政治力も手腕もまだまだ足りないしその嗅覚も半人前だ」という意味だったんですね。。

第3話の脚本は、台詞に仕込まれたもう一つの意味を探りたくなるようなのが他にもあって、後からじわじわ来てます。
自宅でパターの練習をしながら千堂が上條に言う台詞でもう一つ、
「勢いに任せてドライバーをバンバン飛ばしたがるのは、青臭い奴のする事だ。本物はパターを極める。飛距離を稼いでもパットを外せば意味ないからな」
俺は本物だ、お前は青臭い奴か?注意しろよ…、とでも言いたかったんでしょうか。
桔平さん、千堂役演じてて楽しいでしょうね〜。
(ここまで)


そして漣の「どんだけ闇に染まれば…夜が明けてくれんのかな・・・」
切ない台詞でしたね。。漣の本質は「闇」ではない、ということなのよねやっぱり。だとしたら、本当にしんどいだろうなぁ。闇ではなく光を、夜ではなく明るい陽の当たる世界を、本当は求めているんだとしたら。
そしてここでも漣は、爽に弱気な本音を漏らしてる。やっぱり爽には本心を見せられるのか。
爽もますます、漣のことを救いたいと思うだろうなぁ。
でもそんな二人の横顔を、優愛がそっと見てますよ・・・爽の漣を見送る目線で、優愛は爽の気持ちに勘づいてしまったっぽいから、漣も注意しないと


高岡早紀さんの店で同期三人が鉢合わせしたシーンで、吉永が漣の父の名前を出した時の千堂のリアクション。
吉永は明らかに千堂をけん制する意図だったよね。
漣の父親の死にあの三人が何かしら関わってるのは確か。次回もうそれが誰なのか、誰がどう関わったのか明らかになるのかな?ほんと展開が早い!!







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この記事へのコメント

  • トマト

    すももさん、おはようございます。
    深夜にも関わらず書きたい!と思うほど3話の勢いは凄かったです。
    やっぱり脚本力の出来不出来が左右するのがよく分かりました。
    伏線の多様さ=面白さ!脚本の巧みさ。
    老獪な吉永、千堂に引けを取らず見事な上條漣としての体現者。
    最後のシーンで罠に嵌めたと思った吉永が上條漣にどんでん返しされ、まだその上行く千堂は警視総監にまで詰め寄る狡猾さにぎゃふんでしたね。

    主役を務める為に生まれてきた!と評価されていましたが、今作品で玉木くんの持っている今までの経験値の真骨頂を魅せてもらいました対峙する相手によって微妙に違う表情や心情の演技は見事です。
    勿論主役としてのカッコ良さと華がある!
    屋上での後ろ姿。拳銃の構え方。身体の向き、顔の向きひとつにも意味があり、電話を掛けながら走る脚長のカッコ良さ!
    もう玉木宏にしかこの上條漣は出来ませんよね。
    良い役をオファーしてもらいましたが、その期待に違わぬ非の打ち所がない。
    三派閥の面々と爽や優愛と上條漣がっぷり組んでの人間ドラマです!
    馳を思いやる漣の本質。優愛の嫉妬の怖さ。
    まぁ!見応えありの桜の塔に嵌りMax魅了されています。
    2021年04月30日 10:01
  • こば

    三話。本当に面白かったです。すももさんが急いでUPした気持ちがわかります。
    私も録画をリピ、リピ、リピ。
    私も早くこの気持ちを書きたくて、簡単な内容ですけど書きます。

    なんといっても……………
    漣、新垣、馳 同期三人連携プレーが嬉しかったです。
    馳の命が助かって良かった~❗
    本当に良かった~。
    2021年04月30日 15:53
  • パープルポテト

     すももさん、記事ありがとうございます。脚本凄いですね。1話から3話まで、一度として同じパターンにはしない、という感じで。もちろん同じパターンによる安心感や魅力もあることはわかります。でもこのドラマはそうじゃない。毎回変わっていく漣の心情表現も素敵。
    「漣の頭脳明晰さを上回る狡猾さ腹黒さの千堂部長」その通りです!今回の魅力の中心だと思います。 でも漣が意外と?(利用するだけでなく)同期には仲間意識を持っていることもわかって、漣の多面性がまた見えてきて嬉しかったです。
     まだまだひねりやひっくり返しを見せてくれるのだと思います。今期はこのドラマがあって良かった~翻弄される楽しみを味わってます。
    2021年05月01日 10:46
  • すもも

    >トマトさん
    いやほんとに面白くて、何か言いたくてウズウズワクワクしちゃって!とにかく吐き出しました( ^ω^ )
    屋上の上條の後ろ姿!格好良くって毎度毎度ほほ〜っと見惚れます。どのシーンも本当に華がある。
    感情の波が少ないタイプの人間だけど、その中で様々な感情表現があって、けっこういろんな表情を見せてもらってますよね。色恋バナシは控えめでいいんだけど、爽や優愛とのシーンでは男の表情も楽しませてもらえるかな?
    2021年05月02日 01:00
  • すもも

    >こばさん
    すぐ何か言いたくなりますよね〜!見応え半端ない回でした。
    同期三人の人間関係、ただのライバル意識ギラギラなだけじゃないところがむしろリアルでしたよね。新垣は凄く漣を嫌ってるように見えるけど、漣の実力を認めてるからこそ恐れてるというか。
    漣も、馳のピンチの時に誰に電話するんだろうと思ったら(警視庁で心を許せるのは爽だけだけど、いま同じ場所にいるから助け求められないじゃん!と思ったんです)
    まさかの新垣!漣にとってここで信頼できるのは新垣だったというのが、嬉しかったです。同じ釜の飯を食った仲ですもんね。
    馳君は出世レースからははみ出ちゃったけど、今後は漣とどう絡むんでしょうか。でも命が繋がって良かったー!
    2021年05月02日 01:09
  • すもも

    >パープルポテトさん
    同じパターンの脚本にしない、確かにそうですね!第2話は第1話とセットになっていて、1話の種明かしが2話である、というような話が武藤さんからありましたが、視聴者にはあまりちゃんと伝わってなかったかもな…と思っていて。1話と2話見て、これはずっとこうやって進んでいくのかと思った人が3話視聴離れちゃったかなと。みんないまは決めつけるのが早いですよね。でも3話はめっちゃ面白かったし見てた方が絶対いい回。そして5話が前半のクライマックスだと。何が待ち受けてるのか楽しみすぎです!
    2021年05月02日 01:16
  • トマト

    絶賛リピ中のすももさん、流石の考察力!まるっと同意でこちらで大きく頷いていますよ。
    3話のゾクゾクするそれぞれの立場の悪意のストーリー展開。
    絶対に面白いのにこれから離れた人、是非TVerで観てほしいですね。
    婚約後、漣が家に来た時「スパイ活動の報告?」漣の腕を取って可愛さアピール。「それにしては外泊、多いんじゃ無いのぉ」この時ズバッと言われて戸惑いの眼差しで目が泳ぐ玉木くんの芝居が凄いなぁってゾクッ♥♥としてしまいました。
    それと爽からの電話で、何とも柔らかで微妙な表情を見せる玉木くんの芝居の塩梅は凄いです。
    最後の逆光の中で千堂が言い放った「監察官はお前の手に余る。若さで突っ走っていい仕事じゃないんだよ」
    ダメ出しを千堂から言われるこのシーンは千堂の一枚も二枚も上手な狡猾さの凄味がビシビシ伝わり緊張感Max魅了されました。
    明後日の第4話どう物語が展開するのかと楽しみでなりません。
    すももさん、追記分までありがとうございました。
    2021年05月04日 22:03
  • すもも

    >トマトさん
    後出し付け足し感想にもコメントいただいて恐縮ですm(_ _)m
    ほんと、第2話が初回と似たような内容だったためか3話を見なかった人もいるみたいで、早計だなぁ!決めつけるの早すぎ!と思いましたよね。
    そうそう、千堂に優愛の外泊のこと言われて目が泳ぐ漣(^.^)こういうシーン玉木くん珍しいからなんかいいもの見ちゃった気分。

    そしてさらにひとことだけ追記しました、スミマセンm(_ _)m
    2021年05月04日 23:04
  • トマト

    すももさん、ツィはドンドン流れていく。ブログはいつでも取り出せる楽しみ。すももさんは覚書だと仰るけれど、読ませて頂く私からすれば漣の心情や伏線の面白さをドラマをリピしながらすももさんの考察をなぞりながら観るのです。そうするとあぁそうなんだ・・と言う事が鮮やかに浮かび上がってくる事が沢山あるのですよぉ!なので読ませて頂く嬉しさ。感謝です。

    もうひと言追記分
    どんな惡どい事にも手を染める。それがが漣だと思っていた初回。
    「どんだけ闇に染まれば・・夜が明けてくれんのかな・・」
    良心の呵責を引き出す言葉で馳を操った悔しさと後悔の念でジリジリする漣の本音が後ろ姿の演技が秀逸でしたね。(監督がバックのカメラワークに拘っているのが納得)それ程玉木くんの存在感と圧倒的な演技力に信頼を寄せておられるってことですよね。
    そして上層部の3人が父親の死に関わっている様な予告の作り方。
    展開の早さにますます目が離せない。
    2021年05月05日 09:45
  • すもも

    >トマトさん
    追記の追記にもお付き合いいただいて恐縮です(^^;)
    ツイッターは流れて行っちゃうけど、ブログは手元に残しておける記録という感じですね。正確にはTwitterもまとめておけるらしいんですが。
    140字でちょうどいい時と、もうちょっと長く(ダラダラ)書きたいことは少し違うので、両方わたしにとっては大切だなと・・・両方におつき合いしてくださって、いつもありがとうございます。

    監督が玉木くんのバックショットにこだわるの、これで二度目ですね。
    『あさが来た』の時のディレクターも、玉木くんの背中が撮りたくなるとおっしゃってた方いらっしゃいました。
    2021年05月08日 01:46
  • トマト

    すももさん、気持ちが落ち着かない大変な時、深夜にも関わらず返信してくださってありがとうございます。
    大した事も書けないのにすももさんのお手を煩わせて、私こそ恐縮しています。
    2021年05月08日 15:09
  • すもも

    >トマトさん
    いえいえお気になさらず〜(^_^)
    これからもよろしくです。
    2021年05月13日 20:43