『青天を衝け』第3回 

今回は高島秋帆先生の登場シーンもあるということで、しっかり見ましたよ
第3回を見ていてすごく感じたのは「ものすごく朝ドラ風味だなぁ」ということ。
『あさが来た』が放送されていた時、ツイッターやネット記事などで「これ大河ドラマでやればいいのに」という声がよく見られました。
江戸時代末期スタートの時代劇(朝ドラ初)、大河ドラマ『新撰組!』で土方歳三役を演じられた山本耕史さんが同じ役でゲスト出演、時代背景をしっかり描いていて朝ドラとしては骨太風味…というのがそう言われた理由でしたよね。

『青天を衝け』第3回の渋沢栄一は、はじめてその商才を発揮して家業の窮地を救うというお話で、なんだか加野屋を立て直そうと奮闘するあさちゃんを見ているようでした。そして、もし『あさが来た』を大河ドラマでやってたらこんな感じになったんだろうなぁと。
やはり脚本が同じ大森美香さんだからなんでしょうけど。
でも『青天を衝け』にはもう一人の主役・一橋慶喜のパートがあるので、やはり大河ドラマとして成り立っているってことなんでしょうね。


黒船来航により幕府と日本を巡る状況がガラッと変わって、というか、世界が変わっていることに幕府がようやく気付いて、冤罪がわかった後もそのまま田舎の牢に放りっぱなしにしていた高島秋帆の力が必要になった。外圧にさらされ窮地に立つ幕府を支える人材として呼び戻されることになったんですね
暗い牢にいる秋帆先生の元に岡部藩の代官がやってきて「お仕度なされよ」と告げるシーン。
僅かに差す外光に浮かびあがる秋帆先生の横顔。まるでカラヴァッジオの絵のようにドラマティックな光と影の演出
そしてそれが映える玉木宏が放つオーラたるや
台詞がなくとも、首を持ち上げる仕草ひとつ、眼差しひとつで大物感を漂わせます。
いや~惹きつけますね~~

そして栄一との再会シーン。
初めて出会った時と同じ、栄一は路上に跪き、秋帆はその道をやって来る。
でも秋帆の身の上はガラリと変わって、みすぼらしい罪人の篭から供を従えた騎乗の人へ。
馬上の秋帆先生は、威厳、風格、気品…どれをとっても申し分ない
秋帆先生の周りだけ空気がピリッと締まるなぁと、改めて惚れ惚れしました。Twitterでも「征夷大将軍みたいだ」という声も。

栄一は跪きながら、馬上の人がかつて陣屋の牢で言葉を交わしたあの人だと思い出す。
きっとあの時の秋帆の言葉は、4割くらいしか栄一は理解できなかっただろう。それでも小さな栄一少年の心に小さな明かりを灯したのには違いない。
そしてそれは、あの時からさらに10年という長い時間を真っ暗な牢の中で過ごした秋帆にとっても。
「私はあの夜、お前の言葉に力をもらった。そしてどうにかここまで生き延びた」

(まあじっさいは、逮捕投獄の1年後くらいに秋帆を陥れた鳥居耀蔵らの勢力は失脚し、囚人でありながら秋帆はある程度自由に過ごせていたらしいとか、外国の脅威を危ぶむ諸藩の先見の明のある人々が、秋帆のもとへ西洋兵学の教えを乞いに来ていたとからしいので、牢に繋がれっぱなしだったというわけではなさそうですけどね)

それでも10数年も幕府から見捨てられたような扱いが続いたわけで、よく耐えたなぁと思います。
どんな英雄も、英雄ただ一人では何もなし得ない。いかに有能な人材を多く見つけるか、要職に用いるかにかかっている。日本は昔からそういうことが本当に下手な国なんだなぁと…

そういうわけで、晴れて赦免され、幕府の砲術師範として江戸に向かう秋帆先生。

「私はこの先、残された時を全てこの日ノ本のために尽くし、励みたいと思っている。
お前も…お前も励め。必ず励め。頼んだぞ」

秋帆先生にそう言われた栄一少年、まるで雷に打たれたような表情が印象的でした。
彼にとっては、天啓、というようなものだったのかもしれませんね。

そうしてまた颯爽と馬に乗り、笑みを残して去る高島秋帆先生でした。


~~劇終~~


あ、すいません。大河ドラマはまだまだこれからも続きますが、高島秋帆的にはここまでじゃないでしょうか。。。
というか、高島秋帆の劇的な人生は、冤罪によって岡部の牢に閉じ込められるまで、の部分が一番盛り上がるわけで、ほんとはそこが見たかったけど、そこは渋沢栄一ぜんっぜん関係ないわけで・・・・・・
そもそも渋沢栄一と高島秋帆に面識があったかどうかも疑わしいわけで。
そんならなぜこの人を出したんだろう??なぜその役を玉木くんに?!
それともこれからまだ出番あるんでしょうか・・・
これでお終いだったらほんとーーにもったいない!!

ということで、あたしの心の中ではいったんここでエンドロールなわけです
いや~早かったなぁ今年の大河ドラマ終わるの!(コラコラ)

もしかしたらまた出てくるかもしれませんけどね。でも回想とかナレーション処理とかかなぁと。
ガイド本によれば第15話で、幕府の砲術師範として力を発揮する高島秋帆の活躍ぶりを栄一が人伝に聞く、というシーンがあるようです。
講武所での指導ぶりを映像で見せてくれたら御の字、というところでしょうか…おそらくナレーションと第3話の再会シーンの回想で終わりじゃないかなと。とほほ~

楽しくドラマをご覧になってる方もたくさんいると思うので、気分を害していたらゴメンナサイ
また玉木くんが登場する回があったら、感想記事をアップします。(たいして感想になってないけど!)


あ、それから初回でも思ったんですが、オープニングのクレジット順。大トメから三番目というのはなかなか胸熱ですね~
大トメが小林薫さん、その前が堤真一さん、そして玉木宏!
大河ドラマでトメグループ入りですよ…よくぞここまでコツコツ頑張ってきたんだなぁと

これからも変わらず、玉木くんの俳優としての歩みを見守っていきたい。応援しています


中部・東海地方にお住いのみな玉は、3月5日夜NHK総合で玉木くんがナレーションを務める番組が放送されます!
『金とく』「そして、音が生まれる ~名門吹奏楽部 コロナ禍の1年」
愛工大名電吹奏楽部の高校3年生たちの物語だそうです。
残念ながら全国放送ではないけど、1か月後くらいにBSで再放送されることもあるとかないとか…要チェックですね!

吹奏楽とかクラシック音楽がテーマの時には、やはり千秋先輩こと玉木宏!ということでのオファーでしょうか
でもなによりも語る声の良さうっとりして内容が入ってこないなんてことにならないように







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この記事へのコメント

  • パープルポテト

     すももさん、こんばんは。本当にこれで秋帆先生の出番がないなら、もったいないですね! 第4回はとりあえず見ると思いますが、その後は、おいおい考えることにして。
     平清盛、思い出していました。第2回で踊っている間に二人が本役になりましたが、清盛も第2回で踊っていたなぁ、とか。栄一と父、慶喜と父を交互に描くような場面もありますが、清盛でも第2回ではありませんが、清盛と父、義朝と父、を交互に見せていた場面もあったなぁ、とか。今も義朝さまが強く印象に残っていることを再確認した次第です。
     馬に乗っている秋帆さま、馬って大きな動物だな、乗っているとかなり高くからの視線になるんだな、と改めて思いました。籠の中だった時は、成人男性の目の位置より低い所に押し込められていたわけで。こういうところも対比してあるのかな、と感じました。
     影響を受けた側もまた影響を与えていた、て素敵ですよね。大森さんの脚本の暖かみが表れているように思います。
     さてさて、5日夜、の放映後(多分翌日ですが)またお邪魔するかもしれません。
    2021年03月04日 17:58
  • こば

    いや〰️ もう大河終わってしまいましたね😂
    NHKに玉くんはいつまで出るのか、何度もメールで聞いたのですが、まったく返事なし‼️
    我々の予想どうりでしょう😓

    母は『まだペリーのところで出るでしょう‼️』と言いますが、私たちの予想が当たってるでしょう。母に何て説明しようかな

    そして、私が一番心が狭いと思います。なぜならNHKへの質問に文句も書いてしまったからです。

    うちは、玉くんが出る出ないにかかわらず、大河を見るのですが、さすがに今回は見たくない。これから日曜日、何を見よう
    2021年03月04日 17:59
  • トマト

    すももさんこんばんは。
    お知らせありがとうございました。
    始まる前、大河9年目、そして大森美香さんの本だし!どんな役どころなのかと期待が膨らんでおりました。てっきり清盛と義朝の様に絡みが沢山ある役なんだろうと思い込んでいました。高島秋帆役では無くて・・
    力量ある玉木くんの勿体無い使い方です。だからファンとしては悲しくて悔しいのです。いつまでもグタグタ言いますが・・

    玉木くんは、少ない出番だし台本を読み込んで高島秋帆役を演じる上で強く印象付けなければ栄一に影響を与える役目として成り立たないと、演じたと思うのです。
    そしたらあの薄暗い牢の中での彫刻の様な崇高な美しさと、声に説得力のある朗々とした響きで魅了する!
    圧倒的な演技と存在感の高島秋帆さまを見事に体現されましたね。  だから視聴率も20%!Twitterでもトレンド入りですものね。

    馬上の人となり笑顔を見せて去っていく・・
    観ている私たちも、もうこのあと無いのかなぁと思うと、あぁ~ってため息をついてました。
    7日の番組表には玉木宏の名前が載ってるって呟いておられた方ありましたが、回想ではない様にと希望は抱いていますよ。
    この先何話も、すももさんとブログで、わきゃわきゃとあれこれ賑わいたかったのに~~。寂しいです。

    2021年03月04日 22:30
  • こば

    私は愛知県在住なので、もちろん『金とく』見ました💓
    愛工大名電はイチローが出た学校で、野球で有名ですが、ブラバンもスゴいんです❗️
    予告された時から見るつもりでした。玉くんがナレーションと知ったのは後です。

    最初から 泣いてまうやろ~

    という感動的な内容でした。
    玉くんのナレーションもぴったり❗
    2021年03月05日 20:26
  • すもも

    >パープルポテトさん
    一応録画予約はずっとしておこうと思います。回想であっても映ればクレジットに名前が載るのでわかりますもんね。
    『平清盛』の脚本は対比がお見事でしたね。大森さんの脚本もそうでした。フラットに見れば普通に面白く見れるドラマだと思います。きっとこの先も。ただ、4月から忙しくなりますしね…*\(^o^)/*
    2021年03月05日 23:13
  • すもも

    >こばさん
    「みなさまのNHK」ですから、要望はきちんと届けた方がいいんですよね。私もメール送ってみようかしら…
    大河の登場は期待してたよりずいぶん短かったですけど、私たちには新たな楽しみが!そちらの記事も先に書いたので、そっちはそっちで盛り上がりましょう!
    大森さんの脚本ですから見ればきっと楽しいと思いますよ…(^^;;

    こばさんは愛知にお住まいなんですね。『金とく』ご覧になったのね〜!配信で見られるようだけど、できれば放送してもらいたいな〜。
    2021年03月05日 23:25
  • すもも

    >トマトさん
    大河ではわきゃわきゃできずに終わってしまいそうですが、あちらの方でたくさんわきゃわきゃできますよ…( ^ω^ )
    大河も今回の超スポット出演でも強い印象を残したんですもの、またきっとガッツリ出演あります!その時を楽しみに待ちましょうね。
    何にせよ、高島秋帆先生は素敵でした!おしまい!(笑)
    2021年03月05日 23:34